大塚一家 日本へ帰るの巻

大塚一家パリ旅行最終日の今日は、ホテルから徒歩で散策組とルーヴル組に別れて行動。私もいつもより早起きでルーヴル組に付き添った。
絵画を観るコースにはすっかり慣れ親しんでいるので、3人を引き連れイタリア絵画、オランダ絵画、フランス絵画の順でスムーズに鑑賞。途中にナポレオン3世時代の内装、最後に中世のルーヴルを観てまわった。来るたび思うのだけどルーヴルの絵画って、量はたしかにものすごいけどラインナップは意外なほど地味。自国の絵画の最良の部分をほぼオルセーに任せているからだろうけど。それでも世界中からこれだけ人が集まるのは、パリのまんなかにある巨大な宮殿ルーヴルという場所の魅力ゆえか。ここで一番好きな絵といえば、ずっと変わらずファン・エイク「宰相ロランの聖母」。どれでも好きな絵を1点持って帰っていいというなら迷わずこれを持ち帰る。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Image:Eyck_madonna_rolin.jpg
近々ルーヴルへは改めて、じっくり彫刻を観に行きたいと思っています。
いったんピラミッドから外へ出て、パンをかじる。日陰は少し寒かった。また地下へもどってショッピングモールを歩き、気が済んだところで表へ出て、歩いてホテルの方へ戻った。
途中、ヴァンドーム広場近くを通ったら、「Belle toujours」に出てきた美容院のマネキンが現れる。映画に出てきたままのディスプレイ、いつから。そのすぐ先にはピコリが劇中何度か通うことになるバー/レストランがあった。氷なしダブルウィスキー、頼んでみようかしら。
出発の1時間前にホテルのロビーで無事全員集合。迎えのバスがついにやってきて、またしばしのお別れ。夏に、東京で。
とにかく人数が人数だったので毎日なんだか必死で、いまはただただ疲れ果てておりますが、それぞれが十分に楽しんでもらえたことを祈るばかり。飛行機も無事成田につきますように。