2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

やっとCDCを終わらせることが出来たので、運河沿いのmk2でダルデンヌの新作を。そのあとおそめのディナーも運河沿いの新しいカフェで。リーズナブルで、適量で、じゅうぶん美味しくて、目の前は運河、反対側はルドゥーのロトンドに2番線。こんなのってパリ…

『CITOYEN DU CINEMA』3号目はヴィクトル・エリセ

だいぶおそくなりましたが、できました。特集タイトルは「2007年のヴィクトル・エリセ:キアロスタミとのCorrespondances、中編『La Morte Rouge』、そして…。」です。話題はパリの街をいったん離れて、エリセの新しい活動についてじっくりとお伝えする内容…

ロバート・アルドリッチ「ヴェラクルス」1954年/米

DVDにて。すんごい面白かった。歯のまっしろいバート・ランカスターと、年老いてきたゲイリー・クーパー。二大スターが共演する西部劇は楽しいな。舞台はメキシコ。

ジャン・ルノワール『ボヴァリー夫人』1933年/仏

『ボヴァリー夫人』の映画は、パリにきてから3本目。まずオリヴェイラ、それからミネリ。そしてこれ。 フロベールの『ボヴァリー夫人』を映画にするには話をかなりしぼらなきゃいけないし、残すべき部分というのも最初からほぼ決まっているようなものなので…

ルキノ・ヴィスコンティ『夏の嵐』1954年/伊

ファーリー・グレンジャーの映画はパリへ来てから4本目。どれもいい。これではすこし成長して男らしくなったファーリー・グレンジャーが見られる。

食べ疲れに飲み疲れ。気がついたらシネマテーク再開。さっそく1本。まだ人の少ないビブリオテークで資料探し。

ラオール・ウォルシュ『遠い太鼓』1951年/米

インディ・ジョーンズのように、スターウォーズのように、見所につぐ見所でひたすら前進。ハリソン・フォードいらずのゲイリー・クーパーです。 ウォルター・ブレナンがやるような役でいつも出てきて喋り方までそっくりなアーサー・ハニカットが、ホークス『…

ジョン・フォード『リバティ・バランスを射った男』1962年/米

最高。またジョン・ウェインにほれました。というか、映画ごとぜんぶ。

日々のあれやこれやで、じっくり一日机に向かって作業、とはいかない毎日が続いてます。ま、8月だし。CDCはなんとか今月中にと思っています。 日曜日、ひさびさにIKEAへ行って睡眠環境改善グッズをしいれてきた。もはや夜はとてもさむく、セントラルヒーテ…

いろいろばたばたしてて作業がなかなか進んでませんがそのかわりに。税金関係の追加書類を提出に行ったり、大型テレビをもらったり、従姉の旦那さんがパリに来ているので夕食にご招待したり。 大きなテレビがこの部屋にきたというのは劇的な変化で、キャスタ…

広末涼子主演映画『WASABI』2001年/仏・日

テレビでやってた。広末のフランス語、フランス語を喋る広末、かわいい。この頃の広末がいちばん広末らしくてかわいい。髪の毛の色があんなじゃなかったらもっとよかった。この調子で『20世紀ノスタルジア』も放送してほしい。

犬童一心『黄色い涙』2007年/日

日本からのおみやげ(Merci!)。ですが、せっかくの嵐さんもあんまり活かせず、映画としてもみるところなく。NINOだよりでなんとかなってるってとこだ。MJさんはほとんど出てないし。出てきたかと思ったら、一人称が、「オラ」…。 それより嵐の皆様、来年に…

イングマール・ベルイマン『叫びとささやき』1972年/米

DVD『不良少女モニカ』の裏面。これは、ものすごい映画。一気にファンになる。70年代のベルイマンってみんなこんな調子? 60年代は? ベルイマンは大学時代に数本(『夏の夜は三たび微笑む』『第七の封印』『野いちご』)観たきりだった。のであわてて追いか…

ヘンリー・キング『拳銃王』1950年/米

わが家にはいま西部劇ばかりみてる人がいるので、たまにつきあいます。 DVDにて。無駄なものなし。かっこいい。こういうのなら観るよ。というお手本。グレゴリー・ペックにはほとんど魅力を感じなかったけれど、十分傑作。

CDCは、まだ黙々と作業中です。なかなか終わらない。。。ちなみにエリセについてばっかり書いてるので、この間によかったら未見のかた、『ミツバチのささやき』をみてみてください。 以下、最近観たもの。

火曜日の夜遅くにパリへ帰ってきて、もう金曜日。まだぼんやりとしています。そしてやたらと家の中を片付けたい衝動にかられる。はじめはなにもなかったこの家も、少しずつよけいなものがたまってごちゃごちゃしてきた。 しかも今日は15日。日本の終戦記念日…

ジュネーヴ、リヨンの旅

数日パリを離れ、たくさんの刺激を受けて戻ってきました。幸せと、美しいものと、おいしいもので満たされた旅でした。 2度目のジュネーヴ。すぐそこに湖があって、アルプスが遠くに見えて、空気がきれいで、星もきれいで、ワインも食べ物もみんなおいしくて…

ロジェ・ヴァディム『素直な悪女』1956年/仏

おさそいにのり、La villetteの屋外上映へ。ピクニック半分映画半分。ワインとともにおいしいおにぎりやらケーキやらもいただく。ヴァカンスに行かない人、行けない人、帰ってきた人、たくさんのパリジャンとパリジェンヌでにぎわう公園の芝生の上でねころが…

イングマール・ベルイマン『不良少女モニカ』1953年/スウェーデン

これもDVDで。美しい、美しい映画。小さなボートで渡る水の向こうはおとぎ話の国みたい。あっという間に寒さで包まれるストックホルムの、みじかすぎる夏の輝き。 ちなみにこのDVDをネットで買ったら裏面に『叫びとささやき』が入っていた。得した!

ジョン・フォード『幌馬車』1950年/米

DVDで。これもほのぼのなのは角笛のおばちゃんのおかげか。エルダー(ワード・ボンド)が志村喬にみえた。いい映画だった。次は必ず映画館で。

フランク・キャプラ『オペラハット』1936年/米

DVDで。台詞が長くて多いのも話の展開もほとんど『群衆』と一緒ですけど、こっちの方が素直に笑えるポイントが多くてほのぼの楽しい。あんなに二枚目のゲイリー・クーパーをこんな純真キャラに仕立てた張本人は、キャプラですか。ちがいますか。とぼけた顔の…

モンマルトルで布探しに坂道の散歩、夜のディナー、そしてカフェ。にぎやかな場所で過ごす時間はとても楽しい。

赤塚不二夫が死んじゃった。病院で寝たきりとは知ってたけど、いつか起きあがるんじゃないかと思ってた。東京では家が近かったから、赤塚不二夫の家の近くの銭湯へ行けば友達になれると信じてた。けどどちらも叶わなかった。直接みかけたのはたった一度だけ…

ヘンリー・キング『地獄への道』1939年/米

DVDで。ジェシー・ジェイムス役の若いタイロン・パワーがかっこいい。名前は昔っから知ってるけどなかなか映画で出会えない俳優の一人。 全速力で飛ばす馬のシーンも、ひかえめなヘンリー・フォンダも見所。そしてなんだかすごい豪華キャスト。ランドルフ・…