2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

かるく風邪ひき。はやく直りますように。 最近観た映画。どちらもかっちょよすぎるリー・マーヴィンが、複数の若者をまとめあげてドイツ軍との戦いに挑む上官を演じているという、アルドリッチの『The Dirty Dozen』とサミュエル・フラーの『The Big Red One…

JPL, encore!

土曜日の夜。シネマテークにまたレオーがやって来て、トゥビアナ氏とともに『大人は判ってくれない』の上映前に挨拶をしてくれた。トゥビアナ氏のいるシネマテークでは、俳優や監督を迎えるときの雰囲気が、いつもほんとに素晴らしい。仰々しさもへんな内輪…

家探しに苦労していたイタリアの友人と、緑茶を飲む。ベルヴィルの中華街にて。となりの国からやってきたアンテリジャンと、緑茶を飲む。カルチェラタンの日本食屋にて。しばらく会えなくなる友人と空を飛び回っているその彼と、緑茶を飲む。19区の我が家に…

ヌーヴェル・ヴァーグ50年。

今年はパリでもカンヌでも、ヌーヴェル・ヴァーグ50年を祝う催しが次々と行われている。それが今日、シネマテークへとたどり着いた。ディレクターのトゥビアナ氏にとってもおそらく待ちに待ったこの機会。オープニングの上映に用意されたのは、見事な修復が…

先週と今週で、美術展の内覧会2つ。1つはルーヴルで始まった、ティッツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ等の絵画を集めたヴェネツィア派絵画の展覧会(http://mini-site.louvre.fr/venise/index_fr.html)。今年度最初のルーヴル企画展ということで…

パトリモワーヌの週末

よく晴れて陽気の戻ってくれたこの週末は、ヨーロッパ・パトリモワーヌ(文化遺産)の日でした。国や地域が守りつづけてきた文化遺産、パリ周辺では主に建築物の、普段は入れないような奥の方へ、一般の人も入れてもらえるというのが売りの催しです。人気の…

リヴェットの『恋ごころ』(2001年)を見直した。日本で公開された時以来観ていなく、もうだいぶ忘れてた。『pic Saint-Loup』のイタリア人が出ていた。彼の出ているシーン、台詞が、どれもいい。人と接するときの、あの柔らい感じが素晴らしかった。『pic S…

ジャック・リヴェット『36 vues du pic Saint-Loup』2008年/仏

昨日からパリの映画館では4日間4ユーロ祭り開催中。スレイマンに続いて今日観たのが、リヴェット新作、現代劇! リヴェットの魅力全開の1時間25分(お、めずらしく短い、けど十分な長さだった!)。観てるそばからにやにやしちゃう。だだだ大好きな『パリ…

エリア・スレイマン『Le Temps qu'il reste』2009年/仏・パレスチナ

現イスラエルのナザレを舞台に、スレイマンの父と自身の半生を描いた喜悲劇。言ってみれば、スレイマンの『ペルセポリス』。イスラエルにいながら一体どうしたらこういう映画が撮れるのか、不思議でしょうがない。こちらは実写だから、おそらく山のような無…

Carl Craig + Jazz musicians from Detroit

木曜日も同じJazz祭り。1年とあけずCite de la musiqueに帰ってきてくれた、カール・クレイグのライブ。去年の公演ではパリを拠点とするクラシックのミュージシャンたちとともに曲を演奏・再現するというかなり迫力のステージを披露していましたが、今回は…

De La Soul Live

水曜の夜は、La villetteのJazz祭りにて、HIPHOPのえらいひと、デ・ラ・ソウルせんせいのライブを観てきた。またもパリジャンいちころ、パリジェンヌ大はしゃぎの一夜。楽しすぎて大変だった。なんて魅力的な人たち、音楽。棒立ちのパリ人を動かす言葉も、優…

4年目のパリ。

こうして暮らすためにパリにやってきたのは、ちょうど3年前の今日だった。ついに4年目! なんてあっという間の3年間だったんだ。バルセロナ滞在も、かなりいいタイミングで挟めたような気がする。思うこと、感じること、見えてくる風景は、日々変化しつつ…

この週末は疲れることは控えて、地元を離れずに過ごしている。歩いて出かけた104に新しくできた本屋さんは、なかなか素敵だった。おすすめの現代文学が見やすく並べられていたり、この秋パリの劇場でかかる演劇作品の書籍を場所と日程が書かれた帯をつけて集…

パリは一気にさむくなってしまった。はやくも体が落ち込まぬよう、よく動いたりおいしいものを食べたりし続けるよう気をつけたい。天気の悪い日もしばしば。日が出てたら、浴びに行くべし。 英語とフランス語を同時に復習する方法を見つけ、楽しく気ままに勉…

タランティーノ新作

ブラッド・ピットがずっと変な顔してる、『イングロリアス・バスターズ』。何も知らずに観にいったら、フランスからメラニー・ロラン、ドイツからはダニエル・ブリュールが主役級で出ていてびつくり。話される言語も、ドイツ語、フランス語、英語が、印象と…