2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「満月の」、と来たら、「夜」かな。パリだし。いやでも「夕(ゆうべ)」だよな。やっぱり。 明日の帰国を前に、今日は1日家と街を行ったり来たりしながら、おみやげを探し、街を歩き、家に戻り、ご飯とケーキを食べ、また出かけて、大雨に降られ、乗った電…

モンパルナス散歩、春の祭典

本日は左岸を散策。ダンフェール・ロシュローまで下り、ダゲール通りを歩く。月曜日の午前は閉まっている商店も多く、活気のある姿が見られなくて少し残念だった。けれどその分は直後に挽回。ここが浜辺になったとこだよ、と言ってアニエス・ヴァルダの家、…

帰ってきて日曜日はすこしのんびり。午前中は親子で気功に参加。先生、夏時間に移行したことに気がつかず、20分ほど遅れてやってくる。でも来ている人たちはみなこの会が好きなので、誰も帰らないし、文句も出ない。気功のこと、先生のことを大事に思ってい…

ストラスブール

東駅からのTGVが数年前にできて2時間で行けるようになったストラスブールへ、ネットで一番安い時間帯の券を選び、その分ちょっと雰囲気のあるホテルをとって、一泊二日で行ってきた。つくなり、たらふくご飯。フォアグラと、それに合わせたアルザス白ワイン…

おとといから母が来ていて、珍道中の日々が始まる。昨日は手始めに、19世紀のパリのことをあれこれ本で読んでいるらしいので、グラン・ブールヴァールからパレ・ロワイヤルまで、パサージュをいくつも通りながら丁寧に歩く。ランチは最近人から教えてもらっ…

うちのぽんこつミニコンポは、しばらく前から2層式DVDの2層目が読み込めなくなっている。レーベル面一杯にこってり印刷されていると、そもそも認識しない場合もある。買って1年目に同じ症状が出たときは、お店に持っていったらその場で交換してくれたのだ…

Filmer les camps: John Ford, Samuel Fuller, George Stevens

マレの南端にある、ホロコースト記念館(Mémorial de la Shoah)を訪ねた。そのような施設がパリにあると知ったのは、今年のアウシュヴィッツ解放記念日にシラク元大統領が訪問した映像がニュースで流れていたのを目にしたときのことで、サイトをひらくとラ…

今日はうちに、こんなかわいいのが飛んできてくれました。 なにやらいい声が聴こえてきたのでのぞいてみたら、いたのがこれ!! バルセロナならともかくパリではありえない!! さてはおぬし幸運をつれて来てくれたのだな。 それなら家まで入っておいでと窓…

ばたばたと日々が過ぎていく。日曜日、しばらく閉まっていたプールが再開したので、久々に泳ぐ。子供たちがふざけている横で、ビート板使って競争。帰りにテラスへ出たら、サクレクールの向こう側に雲の切れ目から夕焼けが広がっていてきれいだった。 散歩を…

土曜日1日いろいろあって、終着点のポンピドゥにて『HANA-BI』の上映。案内役にアニエス・ヴァルダが来るというので行ってみると、またもたくさんの友人に会えてわあわあやっていたら、本屋さんでアニエスがサイン会やってるよと教えてもらい、飛んでいった…

今週はキタノウィークだったパリ。月曜日、リベラシオン(新聞社)訪問、『アキレスと亀』プレミア。火曜日、勲章授与、カルチエ財団展覧会プレス向けの会。仕事でたけしに会えた友人より驚喜のメッセージが届く。水曜日、たけしのリベラシオン発売、カルテ…

こちらのブックオフにて、定価約1万円のドイツ文学の邦訳書を2ユーロ棚で発見。高くて高くて買ったことのなかったジャン・パウルの分厚い長編。思わず「2ユーロ…」と声が出た。 長い間観たいと思っていた、エリック・ロメール『O公爵夫人』。クライストの…

すこしあたたかくなったあと、もどってきた寒さのなかでの数日。それでも春は近づいているようで、成長が停滞気味だったアボカドくんに、新しい葉っぱが増えた。 マルグリット・デュラス『ナタリー・グランジェ』を観る。前にちょっと観て、状況説明が極度に…

今日は同じ1日のなかで、『Shoah』の編集作業を長年にわたり手がけていた女性、ジヴァ・ポステクの話を長々と聞くことができたのも嬉しかったし、その後街中の本屋さんへ行ってサンドリーヌ・ボネールに会うことができたのもとても嬉しかった。『冬の旅』の…

2年間パスがそろそろ切れそうなポンピドゥーへ久しぶりに展示を観に行く。終了間近のスーラージュ展と、女性アーティストの作品ばかりを集め常設階に置いているelle@centrepompidouと。外は寒かったけれどよく晴れていたので、エスカレーターのチューブをの…