2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ダグラス・サーク「愛する時と死する時」1958年/米

カラー。シネマスコープ。レマルク原作。第二次大戦終盤、ドイツ・ロシア間の最前線と、一時帰還したドイツ兵士を描く。 こんな上等な戦争映画もあるのだということを知る。この映画の素晴しさは、ほぼそのまま主演女優リゼロッテ・プルファーの素晴しさだ。…

ビクトル・エリセ「マルメロの陽光」1992年/西

とっておき、だなあ。これは。大好きです。フィルムで観られて幸せ。最後は拍手で幕。

ジョン・フォード「捜索者」1956年/米

初見。なんとなんと壮絶な。 ああなんだかとっても「スターウォーズ」、というところも満載。 とにかく大変な映画でした。余裕を持ってもう一度観たいと思います。

アッバス・キアロスタミ「Experience」1973年/イラン

全部仏題で失礼…。 子ども向け映画だと思って観に行ったら、1つめ以外、いきなり現実的でかなり切ない! なんだか身につまされる! もしかしたら初監督作品、たった10分のほのぼの作でも、少年の後ろ頭のアップひとつですべてを語らす巧みさに出会う。 どれ…

アッバス・キアロスタミ「La recreation」1972年/イラン

アッバス・キアロスタミ「Le pain et la rue」1970年/イラン

ビクトル・エリセ「エル・スール」1983年/西

前半が好きです。初めての聖体拝領のシーンでみられる、親子3代+ミラグロスの関係が最高潮。

ジョン・フォード「モホークの太鼓」1939年/米

大きく見ると愛国的ですが、ひとりひとりの描かれ方がとっても人間的で安心のジョン・フォード。おかげで心洗われ、夫婦2人で異国の地へ来たからには、夫のため未来のためにもがんばって開拓せにゃあと思うのだった。

ひとの体調など関係なしに、日々は進む。今は今だけ、と思って、気合いで行動。 大学の新学期が始まったので、とある講義をのぞきに行ってきた。学部生向け講義で3時間ぶっとおし。フランス語で読み、聞き、考え、時に答える訓練、と思えばなかなかわるくな…

と思ったら、気が抜けて、風邪。1日地元を離れられず。 野菜を食べようと思って、先週つくったスープをまた。今回はビオの野菜じゃなくて近くの八百屋の野菜を使ったら、ずっとおとなしい味になった。にんじんだけはやっぱビオだな。と、毎回思う。母も朝飲…

ビクトル・エリセ「ミツバチのささやき」1973年/西

終わらない通過儀礼です。 これを作った時、エリセは33才だったのか、と、今まで考えもしなかったことにはじめて気付いてしまいました。 「ミツバチのささやき」と並べて語りたい最新作のことは、もう1度観た後で改めて書きます。というのも、昨日は気が動…

生まれ変わった気分で、また新たな日々を生きていこうと思います。

ビクトル・エリセ、アッバス・キアロスタミ@ポンピドゥーセンター

生きていればいつかは会える、と信じて今日まできて、ついに…。昨日はあまり眠れず。もう、へろへろです。でも、今日この日のためにこの街に住み着いたと言っても過言ではない、です。 恥ずかしながら、20年分の思い、伝えてきました。フランス語で書いたメ…

友人たちとパリで会えるのはとても嬉しい。その分、帰ってしまうととてもさびしい。それにしても、楽しかったな。 今日は少しエネルギー切れ。甘いものを食べたり飲んだりして対応。明日はついについに夢にまでみた日、であるので、せめてあと1日は元気でい…

そしてその新米夫妻がわが家にやってまいりました。 楽しい時間はあっという間にすぎ…。 帰り道は運河沿いの夜道を散歩。なんと!ライトアップしたエッフェル塔の頭が見えました。初めて気付いた。気付いたのは若奥様。さすが! 感激です。

モンサンミッシェル

そのなかからできるだけ。 バスの窓から。あのかたち! おみやげ屋さんとレストラン街をぬけ現れた、修道院の外観。 周囲の風景が、これ。なんて幸せな修道院生活! 礼拝堂の窓。正午過ぎにはミサが始まりました。 美しすぎた回廊。 反対方向から。香草が植…

モンサンミッシェル日帰りの旅

新婚旅行でやって来た2人のお供で、モンサンミッシェルへ行ってきました。いつかは行くだろうと思っていた場所でしたが、その時が今日となりました。 日帰りの旅にしたので、朝5時半には家を出て、モンパルナスからTGVでレンヌまで。車中にて、うちから持…

ニコラス・レイ「危険な場所で」1951年/米

えんえんと悲痛なムードなのであって、左遷先がシベリアでも笑ってはならないのだった。 ふかふかにもガリガリにも見える雪の上を走る2人の姿に、「ピアニストを撃て」を思う。 だれかの部屋に入るとかかるジャズが気に入った。音楽は全てバーナード・ハー…

区役所行ったり、郵便局行ったり。あとは待つばかり。なんてことをして疲れる。

アイダ・ルピノ「THE TROUBLE WITH ANGELS」1966年/米

カラーでというのはきっと、こんな風に楽しい映画を撮るということだったのね、と思う。こういうのこそ、子どもにみせたい。自分がみたかった、と言うべきか。 美しいまま老いたロザリンド・ラッセルと、若い若い女学生のヘイリー・ミルズ(ああ、クリスピア…

フリッツ・ラング「口紅殺人事件」1955年/米

こないだ観たばかりだけども一度。ラングがアメリカでも映画を撮り続けたことに、改めて敬意と賞賛を送りつつ。 こうやって観るとアイダ・ルピノの役どころも納得だ。

今日こそパトリモワーヌ。古文書がぎっしり並ぶアルシーヴを、ゆっくり説明されながら歩いた。カロリング朝・メロヴィング朝時代のパピルスとか、革命のときの書き物とか、古い地図だとかが置かれていた。人間や建造物が消えても、国家レベルの紙はのこる国…

アイダ・ルピノ「ヒッチハイカー」1953年/米

これまたすごかった…。俳優も素晴しかった。あの2人組。とくに左。だ。 これもまた改めて、のつもり。いや必ず。 http://en.wikipedia.org/wiki/The_Hitch-Hiker_%281953_film%29

アイダ・ルピノ「二重結婚者」1953年/米

シネマテーク一押しの作品。けどこれだけ飛び抜けてってことはなく、もはやどれもいい。 日本では500円DVDになってますね。二重結婚者 [DVD] FRT-235出版社/メーカー: ファーストトレーディング発売日: 2006/12/14メディア: DVD クリック: 4回この商品を含む…

ロバート・アルトマン「わが心のジミー・ディーン」1982年/米

台詞がいまいちわからず…。ので、観たと言えるかどうか。 オレンジクラッシュのマシーンを見ただけで、アメリカへ飛んで行きたい気分になった。なにしろ、ここには無いものと言えば、それはアメリカ!

乾燥で肌がバリバリです。セールで買っておいた除湿器をつけてもあまり効果が感じられず。日本にいたときのあのしっとりは、夢と消えました。 今日はパトリモワーヌの日1日目でしたけど、私にはパリにあるフィルムこそが、ということで、いつもの如くシネマ…

アイダ・ルピノ テレビ作品3作

シネマテークの大画面で、ヒッチコック劇場が観られるとは思わなんだ。あのシルエットにあの音楽がかかった瞬間、場内がうわついた。私もにやけた。

アイダ・ルピノ「HARD, FAST AND BEAUTIFUL」1951年/米

ううこれも、たまらん、という瞬間がなんども。 アイダ・ルピノ!!!

増村保造「黒の超特急」1964年/日

フィルムセンター所蔵フィルムをシネマテーク大ホールで観るとは! 映画冒頭いきなり登場したのが加東大介で、そのままずっと加東大介まつりでした。「ま、そうだす」、って、な。

ラオール・ウォルシュ「夜までドライブ」1940年/米