夏のポンピドゥ

ガストン・モドを観にポンピドゥへ行ってきまあす。と言って出かけたら、ミッチには映画を観に行ったと思われた。けど観てきたのはモディリアーニの絵でした。今常設展に出ている作品の中にちゃんとあってよかった。
ついでに企画展「Airs de Paris」も覗く。ポンピドゥ30周年の企画と思われる。細かいコンセプトのある展示なのだけど、ちゃんと読んでないので省略。
http://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Manifs.nsf/AllExpositions/EDA9BD60C0D898F5C12571920045CEE6?OpenDocument&sessionM=2.2.1&L=1
会場の空間設計はカールステン・ヘラー(テートモダンの滑り台のひとね)だった。あまり広くはないスペースを細かく区切ったところに、斜めにスリットが入っていて、それだけで見通しが全然違う。展示されてる点数も規模もちょうどよくて楽しく観られた。いろいろあったのだけど、なかでもPhilippe Rahmという人の作品で、黄色い蛍光灯の光に満たされた空間が気に入った。小さな音で優しい音楽がかかっていて、その部屋だけちょっと暖かい。そしてひたすら黄色く明るくて、濃度が濃く感じられる空気のなかに、ただいるだけで体の中の方から満たされた気持ちになるのだった。そこに入ると、子どももニコニコ。おじいさんもニコニコ。
http://www.philipperahm.com/3F.html (3.42Fとついてる作品。実際はもっと黄色い。)
4月にはAIRの演奏もあった。映像が見れます。
http://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Manifs.nsf/0/BB126C7C647B2ECEC1257235003945AA?OpenDocument&L=1
次にポンピドゥを訪ねるときは、これ↓が始まった時だ。エリセとキアロスタミ。ああなんて楽しみなんだ。
http://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Manifs.nsf/AllExpositions/4794DC37B5ACD744C12571B60050103E?OpenDocument&sessionM=2.2.2&L=1