土曜日。イヴ・サン=ローランの持っていた美術調度品のコレクションが、競売を前に2日半だけグランパレで無料公開中で、土日は夜12時まで開いているという。ぜひ行くべしと聞いて、夕方ふらふら行ってみるとそこには見たことないような長長長蛇の列が。。。ずいぶんと前の方に、ここから一時間半、と書いてあったので、すぐにあきらめてむかいのプチパレを適当に歩き、通りをくだってRivoli通りにある英国系本屋さんなどを見たりして、たのしい散歩が出来たので満足して帰ってきた。けれど朝から並んで無事入れた人の話によれば、二時間待ち(はまだましな方)の苦労もふっとぶ素晴らしさで、アパルトマンが再現されている場所では見事な見事な小宇宙に包まれたのであったそうだ。もう一度チャレンジするとしたら今日はすでに出遅れたので、4時間しか開けない明日、開館前に並ぶしかない。。。

歩いている途中で、コンコルド広場の空気は一体どれだけよごれてるんだ、という真っ赤な夕日に出会いました。沈みゆくほどに赤くなっていく。