ピカソのベラスケス

またしても、Cavaで酔っぱらうの巻きだ。2人で1本は多すぎるのだ。けど、おいしいしもったいないから飲んじゃう。うう。
マドリッドの思い出はまたあらためて。今日はバルセロナピカソ美術館へのろのろと出かけたら、知らずにまたも無料で入れた。やった。ラス・メニーナスのシリーズがあんまりにもすごすぎて、思わずわははと笑ってしまった。パリでドラクロワのを観ていたから、なにが起こっているのかすぐわかった。一体何枚書いてんだという勢いが3ヶ月ぐらい続いてて、なんて熱量だと圧倒される。毎日起きて、さて今日もラス・メニーナス描くか、なんていう日々、普通じゃないけど素晴らしい。プラドでオリジナルを観てきたばかりだったからなおさら面白かった。豊穣すぎる過去の絵画の世界と、ピカソなりに対決していたのだなーと思う。20世紀後半ともなると、絵画の世界はとても心もとなくなる。そのなかでも徹底して力強く生きた人が、ピカソだったのだなと。なんて頼もしい。スペインが、フランスが、宝と思うだけのことはある。