ちょうど2年前に見た、ジョルジュ・ルーキエのドキュメンタリー『ファルビーク』(1946年)には、その38年後の様子を描いた『ビクファール』(1983年)という続編があった。と、きいただけで、ファルビークの次が、ビクファール?なんじゃ?と思ってついつい観に行ってしまったわけですが、村とも集落とも言えないくらいの田舎の地名がファルビーク、でそこに隣接するさらになんにもなさそうなところがビクファール、というのだった。『ファルビーク』のときに子供だった人がみなかなりいい年のおじさんおばさんになっていて、畜産業に関わる人が多いその周辺の村人とルーキエ監督が一緒に最近あった出来事らしき話をドラマ仕立てに再現したようなドキュメンタリーで、かなり面白かった。脳卒中で倒れて半身麻痺になったおじさんが涙でめちゃくちゃに顔を濡らしている様子とかが、感動的に、でもけっこうコミカルに描かれていたり。世代交代やら時代の変化やらいろいろとあって土地の整理などがされて、映画の最後にはビクファールはなくなってファルビークだけになってしまったような描写があったのだけど、FarrebiqueとGoogle Mapに入れて検索するとちゃんとその場所が出てくるので、今もまだファルビークの家々は健在であることが確認できた。
この週末は、2週間ぶりに気功に参加。いつもの先生がお休みで、若い女性に基礎をしっかりと教わる。そのあと予想外の展開により、へとへとになる。それを2回繰り返し、その分収穫も2倍に。