2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ボーイズばかりが集まって、チーズフォンデュでフェット。新しい仲間もやってきた。私はお酒は味見ていどにとどめる。

フリッツ・ラング「人間の欲望(仕組まれた罠)」1954年/米

久々のシネマテーク。 原題「Human desire」。ルノワールの「獣人」がいたくお気に入りだったプロデューサーのジェリー・ウォルドがラングに作らせたという映画。そのままリメイクするにはあれこれ制約があり、結果ジャック・ランチエは二人の人物に分けられ…

ウィリアム・フリードキン「クルージング」1980年/米

若手の批評家がやってるサイト主催の上映に、無料で入れてもらった。ニューヨークのハードなゲイの世界で起こった連続殺人事件を描いた映画なんだけど、ホラー撮ってるだけあってこわかった。

今月のバーン先生のラジオはセロニアス・モンクだらけだとミッチが教えてくれた。「デヴィッド・バーンも励ましてくれてるよ!」と。おかげさまで今日は普通に生活ができました。 セロニアス・モンクは数少ないパリにも似合う魂の音楽として、こちらへ来てか…

ジャン・ルノワール「ピクニック」1936年/仏

本命はこちら。諸事情あって完成し切れず40分ほどの中編ながら、ルノワールの中でも最もすばらしい作品のひとつ。私がルノワールが大好きになったのも、この映画を観たからだった。今まではNHK BS2の放送を録画したビデオで観ていたけれど、ついにスクリーン…

ジャン・ルノワール「赤ん坊に下剤を飲ませる(坊やに下剤を)」1931年/仏

DVDで観たので2回目。初トーキー、とりあえずの音の実験。邦題は「赤ん坊に下剤を飲ませる」で覚えてしまってるけど、これちっとも赤ん坊ではないのだよね。ママンの下着姿があまり美しくないのが気になる。フランス人はげらげら笑ってた。

日本へ帰らずとも今日から3週間、カルチェラタンの映画館でもルノワールが毎日観られると知り、ついに電車に乗る。頭を左に回さなければなんとかなる。でなんとかなった。行ってよかった。。。

外は晴れてるのに、あられが降った。 朝、お医者さんへ行ってきた。先週みてもらったのは代理の人だったので、今日いたのがそこのお医者さん。よい先生だった。ついにかかりつけ医者の登録ができた。診断は調べてた通りで、内耳のなかでどこかではがれた小石…

アルフレッド・ヒッチコック「北北西に進路を取れ」1959年/米

arteでの放送を待ちかまえて頭から。残念ながらフランス語吹き替え版。それでも観ちゃう。いつ観ても、すごい映画。これ以上面白い映画があるのかときっと誰もが思わされる徹底ぶり。子供の頃テレビで初めて観た時の興奮の記憶はいまも消えない。 最初から最…

朝採血に行って、夕方には結果が出た。フェリチンという成分がとても少なかった。貧血だ。それでレバーを食べた。でも今日はすこし調子がよかった。明日また医者。 貧血もめまいになにか関係あるかも知れないけれど、症状からすると「良性発作性頭位めまい症…

クロード・シャブロル「美しきセルジュ」1957年/仏

夜になると少し調子がよくなるので、DVDを観た。久しぶりの再見。だけどジェラール・ブランのセルジュのことはずっと忘れなかった。ジェラール・ブランもブリアリももういないんだと思うと淋しくなる。舞台となったこの村は、そのまま変わらず残ってるだろう…

だんだん闘病記っぽくなってきましたけどまあご心配なく。薬の効果は劇的というほどではないにせよ、昨日の夜には歌が歌えるくらいには元気が出た。 今日は起きて着替えて掃除をしたらそれでもうへとへとになったのであとは読書。プルーストは井上究一郎訳の…