ソウル・フラワー・ユニオン10周年!!!!!

さてライブを観てきました。
結局のところ、10年間一つのバンドをちゃんと毎回アルバムを買って聴き続けてきた初めてのバンドがソウル・フラワー・ユニオンになってしまいました。10年間も一つのバンド続けるような人たちも他にあまりいないということでもあるんだろうけど、今日ライブを観たところによると、この人達は、なにやら、これからが、本気で勝負だ、というような、恐ろしいことに、なっておりました。フフフフフ。
右上の写真は、私が初めてソウル・フラワー・ユニオンという存在を眼にしたときのものです。最初のアルバムを出す前だと思います。ロッキングオンジャパンがまだ大きいサイズだったころの最後の方の号。これを見てやたらとひきつけられた友人がソウル・フラワー・ユニオンにはまり、私は当時電気グルーヴ狂いでしたが、友人に影響されて結構真面目に聴いていました。その友人と、今日は一緒にライブを観てきました。二人とも、10年間それぞれ必死で生きながらソウル・フラワー・ユニオンを相当真剣に聴き続けてきてしまったのですが、10年目のこのライブがかつてないほど強力なものだった、なんてことになろうとは全く想像してなかった嬉しい未来であり現在であるということで泣きそうです。
だって今日のライブ、10年分の総括ライブみたいになるかとおもったら、全然違うんだもの。後ろを振り返るようなことは全くせず、演奏する曲が古いものだろうが新しいものだろうが、とにかく現在の彼らを見よという内容になっていた。すごかった。
新曲の気合いの入りようになによりぶっ飛んだのだけど、本編の最後3曲、「エエジャナイカ」「海ゆかば」「うたは自由をめざす!」が圧巻だった。河村、英子、中川、洋子、ジゲンが一列に並んでの「うたは自由をめざす!」はもうほんとに神々しくて宇宙が見えた。ソウルフラワーファンの自分でさえ信じがたいほど、すごい人達がいたもんだと驚いてしまったよ。