1月2日(金曜日)

すっかり部屋が居心地良くなってしまった。音楽をとっかえひっかえ聴きながら読書。年末にアレントの「全体主義の起源」を読み始めていたのですが、正月はもうちょっと気楽なのにしようということで阿部和重シンセミア」。照れ隠しかそれとも不器用なだけなのか、この人の本気なんだかふざけてんだかっていう書き方は結構好きなのだけど、もしそうじゃなかったら読めないような気もする。書き手も読み手も現代っ子だといろいろ大変です。しかしそうかこれは故郷モノ(なんて言い方怒られるかな…)だったのか。神の町って神保町?とかてきとーに思っていたら違った。