7月31日(土曜日)

またヤギラが出るわよー。という母の声に呼ばれて起きてテレビを見てみたら、「誰も知らない」で使ったところがすぐ隣町の公園だということがわかった。あらま。カメラの向こうから、スクリーンのこちらから、いろんな思いで見つめられつづけることになってしまったあの場所に、さっそく明日行ってみよう。

お昼。久々にひとおよぎ。一気に眠くなる。Under the bridgeの練習もままならないまま昼寝。
夕方から終電まで、印刷所でたちあい。今回は、血の通った良いものが出来てることがとにかく嬉しい。


7月30日(金曜日)

やっとまともな時間に仕事が終わったので、それでも思ったより遅かったですが、nobueを誘って明後日までだというMoMA展を見に六本木へ行きました。12時までやってる美術館というのはなんだかんだでひじょうに有難いし、これだけそうそうたる方々の作品がいっぺんに日本にある状態というのは珍しいと思うのでなかなか楽しかったのですが、ひとつひとつの魅力を大事にできるような環境があったとはやはり言いにくいのは予想通り。あの場所はアートのワクワク感を集中して溜める力が弱すぎる。せっかく面白いものがあるのにもったいない。でも目の前にある作品はそれ以外のなにものでもないので、しっかり見ておきました。うわぁこれほしいと思ったのは、アンソールとフランシス・ベーコン。そして絵というものはある程度大きさがあったほうがいいと思った。