ギターがやってきました

おとといミッチは東京へ帰ってしまったのですが、入れ替わりに今日東京からミッチのご両親がやってきました。突然決まった帰国とはいえ、一応予想内のこと、あいかわらずの間の悪さを発揮しています。ご両親もきっととても残念だったと思うのですが、とにかく私だけでも会いに行ってご飯を食べたあと、あれこれ荷物をうけとってきました。お土産、食べ物、衣類など、こまごまとしたものに加えて、遠いところを私のギターを持ってきてくれたのです。
なぜかわからないけど日本はギター天国です。パリには東京みたいにそこそこの値段でけっこうちゃんとしたギターが手に入る環境なんてないだろうと思っていたので、なんとか自分のギターを東京から持ってきたいと思っていました。最初に2人でこっちへ来るときにもひとつ背負ってくる気でいたのですが、生活に必要なものだけで荷物はいっぱいになり断念。でもそのかわりご両親が少ししたらパリまでくる事がすでにわかっていたので、そのときに私かミッチのギターを一本お願いしようということで話はきまりました。最初はミッチのギターをお願いしていたのですが、本人が帰国したこともあって、私のギター(Edwardsのレスポール)を持ってきてもらうことになりました。
ギターその他の楽器を飛行機の機内へ持ち込めるかどうか、または壊さずに預かってもらえるか、というのは多くの人を悩ませ続けている問題で、トランジットのあるような格安チケットなんかを買っているとどっちもだめという場合も考えられます。でも今回は日本の航空会社の直行便で来られるという事で、きっと大丈夫だろうとふんでいました。
結果は、機内持ち込みではなく、航空会社のクラブ会員の特典として荷物を余分にひとつファーストクラスと同等の扱いで預かってもらうことができ、ケースの中に梱包材も入れてもらった状態で預けたそうです。そうしてパリまで飛んできたギターとケース(ソフトケースです)、外見上問題なし。アンプがないので内部の状態がまだわからないのだけど、チューニングして弾いたなま音にも問題はありませんでした。
次は来週帰ってくるミッチの番ですが、無事ギターとともに帰ってくることを祈っています。

ちなみに今、ラ・ヴィレットの音楽博物館では「TRAVELLING GUITARS」というギターの展覧会がやっているので、ぜひ観てきたいと思っています。
http://www.cite-musique.fr/francais/mini-sites/0610_travelling/index.html