ブライアン・イーノ「Another green world」

さっそく今日帰り道に買ってきました。ブライアン・イーノ。一番大きいジベール・ジョセフ(本屋)の脇を入ってすぐのところにある小さい中古CD屋さんは、昨日まわったところとは比べ物にならない品揃えの良さで、シド・バレットなんて窓際に複数飾られていました。ここはいいわ。フーの「Who's next」も買おうかとおもったけど遠慮して今日は1枚。
それにしても、さっそく家に帰ってすでに5、6回リピートしたのですが、なんなんでしょうか、いつまでも聴いていられるこの幸福感は。全体の構成が素晴しく、終わるとすぐにまた頭から聴きたくなるに決まっているような完璧な流れが出来上がっているので、永遠にエンドレスなアルバムです。ああ、ほんとに(vraiment)幸せ…。
ていうか実はうちにはレコードしかなかったからこんな風に通してこのアルバムを聴くのは、高校生のころカセット(地元の図書館で借りたCDをダビング! 同じカセットのB面にはデビッド・ボウイの「ロウ」を入れてた。最高の取り合わせ)で聴いてた以来なんだよな。レコードのA面B面の世界もいいけど、通して聴くのはもっといい。感激だ。
でもこの安物コンポ、さすがに安物だけあって、1:リモコンからでないとCDを停止させることができない(え?!)。2:リモコンでは電源が切れない(なに?!!)。3:時計がついてないからタイマー/スリープ機能もない。というそれぞれ結構致命的な欠点を持っています。ので、音楽聴きながら寝るという幸せは残念ながら手に入れられませんでした…。

Another Green World

Another Green World

そうそう、帰りにサンミッシェルの駅からメトロに乗ろうとしたら構内でペルーかどこかの人たちとおぼしき音楽家たちが演奏していたその曲が、ソウル・フラワー・ユニオンの「レプン・カムイ」と同じメロディーを持つものだったので、あら中川さん、と思いました。あっちからこっちからいただいてきてできた名アルバムの名曲、でしたわね。