昨日は初めて会う人と共に、運河沿いを延々と北上してパリの端近くまで歩いた。肌寒い曇り空の下、くるくる変わる景色の中の散歩。
今日は数年ぶりに会う人の家まで、さらにその先の道を、パリの端を越えて歩いて行った。30分ほどの距離。わが家の窓が向いている方角の、空の下に何があるのかを初めて知った。パリ内部の濃密さと比べると、ぐっと緩やかで東京の住宅街に近い安心感がある。メトロではたったの3つ先の駅。ならば終電の時間だって同じ。もし今住んでいるところが手狭になったら、こういう場所での暮らしもいいなと思う。

パリの外側へ向いた、わが家の窓からの眺め。雲が向こうの方にもくもく溜まっていたので思わず撮った1枚。
出会いと再会にあれこれ刺激を受け、2年目の日々のことを思う。気持ちを新たに、気を引き締めて。そしてできるだけ正直に。