東京です。約1年ぶりに、帰ってきました。しばし滞在します。
約30時間の旅でした。一体どんな秘境から帰ってきたんだという気分になるほどのロングロングフライト。シンガポール経由というのは大変な罠でした。でもパリからシンガポールへ飛んだ飛行機は最新式で素晴しかった。大きめのモニターがついていて、聴ける音楽もかなり充実。着陸もふんわり一瞬。でもその後乗った成田行きはというと…(略)。まだなんか体がぐらぐらとしています。
最新式の方では、またも「硫黄島からの手紙」を観てしまった。結構な数の映画が選べながら、これに勝る映画は1本も無かったと勝手に断言したいくらい、やっぱりいい。最後の最後の瞬間に映し出される夕暮れの硫黄島に、涙。音楽は、これまたさんざん聴いていたホッチリ2枚組。おかげで機内はまるでわが家のようでした…。
ついに到着した成田から帰りの電車も、見事に事故で1時間半も遅れてくれて、いいかげん脱力。車掌の車内放送のだめさにさらに脱力。やっとのことで戻ってきた地元の様子を見て、なにもかも覚えてるままなのに、ものすごく不思議な風景として目にうつる、この感覚にくらくらし通し。数日はこんな調子なのだろうか。