ハワード・ホークス「赤い河」1948年/米

はーこりゃ大傑作。シネマテークの大スクリーンが急に小さく感じられるほど、遠くどこまでも広がるアメリカの大地を行く幌馬車の列、牛の群れをみられただけで幸せ。牛、牛、牛、牛。一万頭もいたって、平原さえ続いていれば食べ物にはこまらないんだなあ。
牛の暴走はナウシカ王蟲のようだった。実写があったよ。傷の手当で毒の血を吸う姿も、ナウシカの漫画でみたな、と思う。