コーエン兄弟「No country for old men」2007年/米

みょうに雑誌が騒ぐのでとっとと観てきた。興味をそそられせるタイトルながら、肝心なキラーとトミー・リー・ジョーンズにしらけてしまい、なんもなーい!で終わった。とはいえキラーに追われるヴェトナム帰りの元兵士オヤジに与えられた状況とそれに立ち向う姿は、余計なものが映ることのないからっぽの風景(設定はテキサス、撮影はニューメキシコ)とともに、気に入るものではあったけれど。ジョシュ・ブローリンってなじみのある名前だよなと思って調べたら、「グーニーズ」のマイキーのお兄ちゃんだった。おお! そうと知って観たかった気もする。
せっかく観たのでフランス人がほめてる観点でも研究してみます。
http://www.cahiersducinema.com/site.php3
http://www.lemonde.fr/cinema/article/2008/01/22/no-country-for-old-men-dans-le-desert-du-texas-les-freres-coen-lachent-un-ange-exterminateur_1002242_3476.html
Au fait、今日新しく回数券を買ったところ、mk2の料金がどのカテゴリーも値上がりしていることに気がついた。かといって月20ユーロのパスを作るほど新作を観る気合いと余裕はないので、2ヶ月有効の5回券を活用中。新しい値段だと、1回につき6.15ユーロ。歩いて行けるしあのロケーションだからまだいいものの、新文芸坐の2本立が恋しいこの頃。