fete de la musique

夏至の日の夜、毎年フランス全土で音楽祭が開かれています。大物ミュージシャンはいないかわりに地元の音楽家が一度に表に出て、街角のあらゆる音楽スポットから音楽が聴こえてくるというような夜。家の近所には音楽公園La villetteがあるので、間にEUROの試合をはさんで夕方と夜にふらふらと歩いて回ってみました。
よく晴れた夏のような一日で、公園じゅうにあらゆる年代の子供がいて、屋台も出てたりする様子はなんだか、日本の縁日が思い出されるような雰囲気。ステージからニノ・フェレールの曲が演奏されれば、まわりのおばちゃんたちが大合唱。私も学生時代ニノ・フェレールのCD聴いてたけど、ああこうやって親しまれてるものだったのかと納得。公園のはじっこにあるテントみたいな赤い幕のクラブにも始めて入って楽しかった。夜12時頃運河へ出るとHowie Bがまわしてたのでそこでしばらく過ごす。今日出会った中では一番の大物ですが、そこでさえ地元っぽい雰囲気にのみこまれていて、パリってこうだよなーと思いながら歩いて家に戻ってきました。