Electrochoc

Fnacへ行っていまさらながらピートのチケットを返金してもらい、そのお金でローラン・ガルニエの本『Electrochoc』を買った。日本で翻訳が出たときに話題になっててとても読みたかった本。Flammarionから出てるフランスにしてはめずらしくきれいな本で、タイポグラフィもこってる。
http://www.amazon.fr/Electrochoc-Laurent-Garnier/dp/2080683926
こういう本って英語の場合、辞書でひいたくらいではわからない言葉が続出するものですけど、ガルニエのこの本はFlammarion(ルノワールの自伝とかゴダールトリュフォーの本も出してる人文系の出版社)から出てるだけあって、きれいなフランス語で書かれているし、プチ・ロワイヤルさえあれば読めるのがとてもよいです。
パリじゃちっともクラブに行きたいと思わないのだけど、このひとのDJは別なので一度くらいはRexでお目にかかりたい。日本でも何度か遭遇したことがあったはずなのに、だいぶ遠い記憶になってしまった。2001年のエレクトログライドには来てたよね。リキッドルームでもなんかあったかな。一番最初はたぶん1995年春ごろの新宿Automatix(なつかし)。Automatixに入れるのは一応18才以上ということになっていて、まだ17才だった間はリストに入れてもらったり、それができないときは適当に年齢ごまかして入ってた頃のこと、だったはず。それこそElectrochocのなかを夢中で生きてたのに今やほとんど忘れかけてる自分の記憶を回収しながらこの本を読むことにする。始まりは87年のマンチェスター
本に出てくるプレイリストがウェブで聴けて、これがなかなかお宝。
http://www.laurentgarnier.com/electrochoc/indexpop.php
翻訳はこちら。

エレクトロ・ショック

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