ウォン・カーウァイ『楽園の瑕 Redux』1994, 2008年/香

今年トニーたちがカンヌに来てたのって、この上映だったのか。『楽園の瑕』の完全版。何も知らないままいきなり水曜から公開されていたので、3日間のLa rantree du cinema(映画1本3.5ユーロ)期間にさっそく。
元の版を観たのがもう随分前のことなので、どこがどう変わったのかはあんまり分からなかったのだけど、長さはむしろ短くなっていた。ともかくスクリーンで観られただけで感激だった。
またもや西部劇ばかり観てる目には、変種の西部劇だ!と大喜び。それになにより、レスリーレスリーレスリー。もうだいぶたってるから、極端に感傷的にならず観ることができるというのは、きっとみんな同じだろうと思う。だからきっとこれは今だからこその、レスリーとの思い出に、それからトニーとカリーナの結婚祝いに(二人ともまだわかくてかわいかった)、っていうことだと思って、しみじみ楽しみました。
http://www.liberation.fr/culture/cinema/351063.FR.php