パトリモワーヌ(歴史・文化遺産)の週末。まずは近場でと、ロシアの教会へ。カラフルな木製の階段をのぼって教会内へ入ると、聖堂の正面をおおうイコノグラフィにについて、聖職者の方が母語ではないフランス語で丁寧に解説中だった。独自の歴史を感じさせる全体の様子と、木の感触が心地よい階段のテラスとに感じ入りつつ、その場からそっと退いた。天気がよかったのでそのあと少しだけ、公園でひなたぼっこ。
夜。猫のいるお家に遊びにいったところ、自分が猫アレルギーであることをすっかり忘れていて、鼻をかみまくることになった。猫はきらいじゃないし、まあしょうがない。とか思っていつも忘れちゃう。でもその後ヴェリブ(公共の貸し自転車1日1ユーロ)に乗って出かけたら、だいぶマシになった。初ヴェリブ&久々のサイクリング、気持ちよかったな。この勢いで年間契約してしまいたい。普段は行かないような場所にある評判のレストランも、とってもよかった。
つづけて今日は、パンテオンに無料で入れるというのでそこの展覧会を観に行こうとしたところ、特別展示だけ閉まっていたので早々に退出。すぐ近くにある鉱物博物館として使われているお屋敷をさらっとのぞいてからさらに南へと移動して、天文台やサンテ刑務所の辺りを散歩。入ったカフェではめずらしくウィンナーショコラが飲めた。乾燥していて砂埃のなかを歩いたような感じだったけど、2日とも天気がよかったのはなによりでした。