『白夜』のなかで、青年画家のアトリエがあるという設定だった通りを歩く。Odeon駅のすぐ近く。今だったら貧乏画家が借りられるような場所ではないのだけれど。68年が過ぎてがらっと雰囲気の変わった70年代はじめのパリというのも、できるものなら体験してみたかった。『アウト・ワン』や『ママと娼婦』のパリに、『白夜』のパリ。ああ。