ロベール・ブレッソン『白夜』1971年/仏・伊

日曜日は映画で『白夜』。素晴しすぎてにやけた。ドストエフスキーの短編を映画にしたものを、ブレッソンはパリで撮っていた。大好きなゴダール『愛の世紀』も、どうやらここから得たものがかなり大きそう。ストイックすぎず、笑えるくらいの余裕もあり、音楽もボサノヴァにフォークにブルースで(バトームーシュで、セーヌ河畔で、道ばたで、流れものが奏でる音楽)、いつでも何度でも観たいと思えるめずらしいブレッソン。Marthe, Marthe, Marthe...。これなんとかしてDVDにならないかな。