学校が左岸にあるものだから、帰りはいつでも左岸探検が出来る。今日は『鬼火』に出てきたLe Temple de l'Amitieを探しにいったのだけど、それは区画の真ん中にあり、入り口となるアパルトマンの扉は閉ざされていたので、そのものを目にすることはできなかった。そのかわり同じ区画の裏側にて、バルザックが印刷所をやっていた場所を発見。今は芸術関連の古本屋さんになっていた。ギャラリーの多いサンジェルマン近くの、古い街の様子を残した一画。
そのまま芸術橋へ出てそこからポン・ヌフと遊覧船の行き交うセーヌを眺めながら、また『白夜』を思う。ほんとにいい映画だったなあ。