待ってましたの第一日曜日。何度も書いてるけど、美術館無料の日。ちなみにパリの美術館は普段行こうとすると8ユーロくらいはとられます。
ゴゴイチで出かけて、コンシェルジュリーでやってるパリ万国博覧会についての展覧会へ。年代順に、各回のパビリオンの写真が並んでいた。19世紀のものからは、今のパリにはすっかり失われたもんのすごい熱気を感じる。居合わせたいとしたらやっぱり1889年だけど、1900年のも派手派手でいい。リュミエールの映像も残ってるし。しばらくあいて、第一次大戦後のものは一気にモダンに。ななかでもシャイヨー宮の真ん中の部分(http://fr.wikipedia.org/wiki/Ancien_Palais_du_Trocadéro)を潔く壊して、確かにみにくかった旧時代の姿から今の姿になったのは劇的で感動的だった。
場所を移して、ルーヴルの回廊。ダ・ヴィンチティツィアーノを観に行こうと思って入り、ほぼティツィアーノの『田園の奏楽』だけを観て、出てきた。さわがしいモナリザのすぐ裏で、この絵と自分だけしかない世界を作って入り込んで。ルーヴルにジョルジョーネがないのが残念だ。でもなんでもここで観られればいいはずはないので、もう少しあたたかくなったら、出かけないと。西へ東へ。南へ北へ。