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月曜日。JD先生の会も数ヶ月ぶりに出席。お題はデヴィッド・リンチ『マルホランド・ドライブ』2001年。なんだかほとんどフランスお抱えアーティストの作品とも思えるこの内容。実際出資はフランスのCanal+。パリで観ると視点がぴたりと安定し、JD先生の言葉によってさらに空間が調和。お見事！と思いつつふと周りを見渡すと、お嬢さん方の裸がみたくて来たおじさんおじいさん多数、というのが真実であるような、そんな平和な会でした。
火曜日。暖かくなってきたので、夕方、空いた時間に長くゆっくり歩いて移動。途中、ガリマール直営の本屋さんに立ち寄ると、普通の書店では見かけないものも結構あって面白かった。縦に横にずんずん歩いてアレクサンドル三世橋を渡ったところで、ジャンダルムによって車も通行人も一時停止。と、目の前を、レバノンから来ている国賓（察するに、訪仏中のPresident）の乗った車が大量のポリスの車とともに通り過ぎていった。何台もの車が車間距離をあまりとらずに結構なスピードを出しながら走っていったので、それはそれは壮観だった。一団が瞬く間に過ぎ去ると、また何事もなかったかのように、通常通りの車と人の流れが戻った。終着点はグラン・パレ。すでにして大盛況のウォーホル展の内覧会をぐるりと観て、帰宅。