ばたばたと日々が過ぎていく。日曜日、しばらく閉まっていたプールが再開したので、久々に泳ぐ。子供たちがふざけている横で、ビート板使って競争。帰りにテラスへ出たら、サクレクールの向こう側に雲の切れ目から夕焼けが広がっていてきれいだった。
散歩をすれば、あちこちで鴨のつがいに出会う。ビュット・ショーモンの鴨はお腹をすかせていた。運河には白鳥が来ている。大きくて、鳥というより動物の質感。他にも普段見かけない鳥がたくさん飛んでいた。一羽一羽ちがった姿なのだけど、どれもカモメの一種かも知れない。鳥の名前をもっと知りたいと思う。
ビオのスーパーにあったドイツビールが非常においしかった。ドイツビールが近所で買えないと諦めていたら、盲点だった。たまにでいいからビールはこれがいい。
日本から持ってきてもらうものも、1年以上離れているとなにがいいのかもうかよくわからなくなっている。思わず、吉原殿中を頼んでしまった。大江健三郎の新刊など何かないかと調べたら、『水死』というのが12月に出ていた。再び古義人に戻って、アカリさんも出てくるようなのでぜひ読みたい。