土曜日1日いろいろあって、終着点のポンピドゥにて『HANA-BI』の上映。案内役にアニエス・ヴァルダが来るというので行ってみると、またもたくさんの友人に会えてわあわあやっていたら、本屋さんでアニエスがサイン会やってるよと教えてもらい、飛んでいった。本買って、サインもらって、となりにすわって、お話もできた。感激…。
そして映画。もう何度も観てるし、最初は『ソナチネ』で一気に盛り上がりたかったなあなんて思ったけど、元キタニストの相棒と改めてこれを観られたのはよかったと思った(le couple mariéの映画ということで)。好きなシーンはみな偽パトカーがらみ。このときのてらじは笑っちゃうほどかっこいい。それと、フランスへ来てこうして観てみて、初めてああいう言葉遣いにゆたかなものを感じた。一から十までやくざな言い回しなんて、フランス語では出来ないんじゃないかなと。自分の使う日本語も、自分で思ってるよりだいぶきたないのではないかということも。周りのフランス人には『ソナチネ』その他初期作品をすすめまくって、帰宅。