にちようび

今日は久々Thèatre de la villeのマチネーでリヨンオペラ座コンテンポラリーダンスカニングハム、トリシャ・ブラウンのレパートリーもそれぞれにこなれていてよかったけど(音楽、衣装、ダンス、2者2様の三拍子。ローリー・アンダーソンの曲かっこよかった)、最初にやって一番長さもあった、RALPH LEMONという名のコレグラファーとの去年のクレアシオン「RESCUING THE PRINCESS」が、何事かに簡単には回収されない表現で、なかなか興味深かった。舞台装置や照明、音楽のあり方が、一見シンプルなのになんだか自由で。既に試されたものにはおさまらないぞという気概を感じた。
http://www.theatredelaville-paris.com/spectacle-lang-172-fr
夕方の、夏のような陽気を楽しんでから、家に帰るとちょうどカンヌ閉幕式。文句なしの結果が次々と出て、本当に嬉しかった。映画がなんだかよくわかってらっしゃる!と思えそうな映画を撮ったマチュー・アマルリックに監督賞。キアロスタミといるとどの瞬間も愛情と尊敬とでいっぱいのビノシュに女優賞。そしてパルムドールに待ってましたのアピチャートポン! ティム・バートンありがとう!! こんな共感できる結果になったのは、そこにエリセがいたから? アピチャートポンはまだまだこれからすごいことになると思う。Félicitations!!!!