ああ嬉しいなあと思って寝て、嬉しいなあと思って起きた。そしたら朝からすごい夏日。休日。海が遠い。
これまで誰かに向かって「アピチャートポン・ウィーラセータクンってひと知ってる?」と言う話をすると、必ず「え?今なんて言った?笑」という反応が返ってくるのがまた楽しい時間だった。
問題は、Apichatpong Weerasethakulのカタカナ表記だ。元はタイ語だからアルファベットでもない。2005年に東京の国際交流基金アテネフランセでまとめて作品が上映されたとき、監督のトークがあってそこでもまず名前の話になった。通訳をしていた藤原さんという方によると、いろんな表記が出てるけど本人に聞くと一番近いのは「アピチャートポン・ウィーラセータクン」なのだという話だった。その時に私は彼の映画に出会ったので、以後我が家ではアピチャートポンと呼ばれ、アイドル的な人気を博す。情熱を持って紹介してくれた石坂健治さんには感謝している。上映会のタイトルは「タイの新星 アピチャートポン・ウィーラセータクン」だった。 http://www.jpf.go.jp/j/culture/media/domestic/movie/kantoku10.html
で、今日の日本の記事などをみると、「アピチャッポン・ウィーラセタクン」として報道されている。理由はここに書いてあることのようだ。けど、どうにも残念な感が…。無責任な研究者や団体って…ずいぶんひどいなあ。 http://www.art-it.asia/u/ab_suzukit/OQJ0WM2HdYNB5UhSC176