2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地下鉄にもポスターが貼られておりますが、そろそろカンヌ映画祭が近づいてきたので、最近テレビで放送される映画が豪華。今日のarteは徹底してボギー特集。これはカンヌとは関係ないか。ホークス「脱出」の後、ドキュメンタリー2本。1本目は息子(目が母…

tempete

あーびっくりした。たった今、うちの周りを大嵐が吹き抜けていった。もっっっっのすごい風。たくさんのゴミが空をまっていた。我が家のからの植木鉢も危うく落ちるところだった。そして大雨。それももうやんだ。異常な天気。外にいた人が心配。 今日はいちに…

日本から送ってもらった荷物が届いた。 日本からEMSで送ると、フランスの側で待ち受けているのが郵便局の下請け会社クロノポスト。これが評判悪い。届けにきても留守だとなんの知らせもなしに帰ってしまい、そのまま荷物が日本へ返送されたりすることがよく…

「新潮」で連載が始まったという大江健三郎氏の新作長編小説、今度は「ミヒャエル・コールハース計画」ときた。 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/200706/editor.html 自滅に向かってまっしぐら(しかもかなり前向きに)なクライストは「ドン・キホーテ…

シチューに納豆

夕飯に、AAさんからもらったルーを使ってホワイトシチューを作りました。取れ立てほやほやの茶色いマッシュルームも入れて食べたらすんごいおいしかったです。白米にもよく合ってて、さすが日本の製品。どうもありがとう。 そして、邪道かも知れないけど、毎…

ジャン・ルノワール「獣人」1938年/仏

蒸気機関車の運転、流れる風景、サンラザール駅、機関士たちの日常、どれも見飽きることのない映像。主演はジャン・ギャバンだけど主役は機関車。大きな車輪がとても美しかった。 http://www.cmn.hs.h.kyoto-u.ac.jp/CMN9/otogami-essay.html

ついにドゥルーズの「Cinema」を入手。フランス語で読みます。

リチャード・レスター「ローヤル・フラッシュ」1975年/英

フラッシュマン・ペーパーと呼ばれるペーパーバックの存在は知らずに観てしまいましたが。 http://mayazinn.at.webry.info/200602/article_2.html 活劇です。おふざけも豊富ですが、かなりちゃんと作り込まれた熱い映画だった。ワイヤーにぶら下がっての脱出…

8つ目の精読テキストは「星の王子さま」のハイライト。キツネと出会うシーン。フランス語の方にさっと目を通したあとで、新訳が手元にあったので読む。キツネ、おまえはほんとにいいやつだなあ。泣ける。

マニック・ストリート・プリーチャーズの新譜を聴く

出先でミッチより指令が入り、ショッピングモールのfnacで購入。アンチエイジングはなはだしい作品で、やってることが全体的におかしい。今までやっちゃいけないと思ってやらなかったことを一気にやってみたみたい。気持ちはなんとなくわかるような気がする…

セーヌ川沿いを車で走る

すっかりすずしさの戻ったパリ。寒いくらいの今日の空気には、なぜか過去のいろんな記憶を呼び起こさせられた。パリへ来たばかりの去年の秋のこと。何年も前のドイツの記憶。いきなりとんで、小学校での春の大運動会のことも。 今日はエッフェル塔のさらに向…

シネマテークのコミュニティ

シネマテーク・フランセーズのコミュニティを作ってしまいました。なかったので。映画を愛するみなさまどうぞよろしく。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2150760

昨日に続いて1日中家で机に向かっていた。集中力は途切れ気味ながら、精読を続行中。ジョルジュ・ペレックの短いエッセイのような文章は楽しく読めて、ペレックは読んでみたい作家になった。 音楽がわりにクタールのラジオ音源を繰り返し再生しながらの作業…

なにがいやかって、サルコジ派の若い人々がどうにも気持ちわるいということ。ジョニー(ご当地スター)もいやだ…。一方ロワイヤル派の若者は自然な感じの人が多くて共感できる。彼らが今とても悲しんでいると思うと私も悲しい。 全然別のラジオのはなし。正…

午後は、新緑のまぶしいビュットショーモンでピクニック。太陽の光をたっぷり浴びて、今はちょっとお疲れモード。 8時ちょうどにテレビが投票結果を発表。53%という数字とともに、サルコジの写真が写された。今日が来なければいいなあと思っていたけど、つ…

投票日、また運河を散歩

投票所前のポスター。こういう姿はパリの人にはおなじみ…。ヒゲの落書きもよくあるパターン。 午前の投票所。近所の小学校。 背の高い街路樹がきれいに並ぶ、ジャン・ヴィゴの散歩道。まだ出来て1年も経っていないのだった。http://www.paris.fr/portail/ac…

そして明日は第2回投票。大統領が決まります。 第1回の投票結果の地図をみていると、パリのどこの地区が自分の肌にあってるかなんてこともみえてきて、実際、家探しの参考にもなる。 http://www.lemonde.fr/web/panorama/0,11-0@2-823448,32-901390,0.html…

ジャ・ジャンクー「三峡好人(Still life)」2006年/中国

公開後最初の週末。夜の一番いい時間帯に行ったところ長い列が出来ていて、350人は入れるSalleに9割方人が埋まってた。大人気。ちなみに中国人は、いなかったな。 あまりにも強烈な背景の前で、言葉少なに描かれる物語。そのバランスがよかった。ダムとその…

今日は夕方になるまでとても寒かったのでピクニックは明日に延期。一日もくもくと勉強をすることに。ほんとはもっとやったほうがいい動詞の活用やこまかい文法はひとまずおいといて、口頭試験で出るという文章の精読を。小説の一部だとか詩だとか。8つある…

金曜日。なぜか明日から4連休。勉強しつつゆっくりします。明日は近くの公園でピクニック。 夕食の時間、「アタラント号」のオヤジのことを思い出しながら話題にするだけで楽しい気分に。同じくミシェル・シモン演じる「素晴しき放浪者」(ジャン・ルノワー…

ジャン・ヴィゴ「アタラント号」1934年/仏

映画史上最高の登場人物が出てきます。ミシェル・シモンのオヤジです。最高です。 最も好きな映画のひとつでもあります。全てのシーンが素晴しい。人の歩く姿。川に落ちるブーケ。せまい船の中。猫、猫、猫、猫。洗濯物。アコーディオンの音楽。蓄音機のラッ…

なんだか疲れております。こういうときは動詞の活用もすっぽり抜けて、ああ一体なにを勉強してたんだろうという気分になって悲しい。明日のテストの準備もあんまり気合いが入らず。宿題やるだけでもうへろへろ。 それでも映画のことだけは逃すまいと、夕方レ…

今からテレビでロワイヤルとサルコジの直接討論が始まります。まるでお祭り騒ぎだけど、冗談ではすまされないフランスの未来がかかってると思うとなんだか緊張。 今日は用事があってあれこれ移動していたら、ちょうど「Out 1」のビュル・オジエのお店のあっ…

さっきテレビで、オペラ座を背にルペンが「Ni サルコジ! Ni ロワイヤル!」と叫んでるのをみておもしろがっていたら、突然、右耳の中で羽音のようなものがして、しばしのたうち回る。おそらく虫が入ったのだと思われる。しばらくすると音は消え、耳かきを入…