liquidroomの思い出

というのを書いてみようかと思ったのだけど、ロックバンドのライブということでは断然クラブチッタ川崎や赤坂ブリッツで観たものの方が強烈だったということにすぐ思い当たる。それでも挙げてみるならば、一等賞はウィーザーの初来日ライブ(1996年10月22日)。セカンドアルバムの「ピンカートン」が出た後というベストのタイミングで観られたことは何より幸運だった。大興奮のライブの後には、ボーカルのクオモに「エル・スコルチョ」の7inchのジャケットと手のひらの上にサインしてもらった。
夜中のパーティということでは、これも昔話になってしまうけれど、やっぱりクボケンのクラブヴィーナスが思い出深い。初めてliquidroomへ行ったのもクラブヴィーナスだったし(アンディ・ウェザオールが来ると言って来なかった1994年8月)、ほぼ最初の3年間くらいに集中してると思うけど、ほんとにいろんな素晴らしいDJたちを外国から呼びつつ、日本のDJだってこんなに楽しいんだよってことをやったりしたパーティで、liquidroomでやるようになってからは毎回1000〜1200人くらい人が入ってた。でもすごくフレンドリーな雰囲気で、実際むちゃくちゃ楽しかった。笑顔笑顔笑顔笑顔で踊ってた思い出ばかり。だからliquidroomがなくなることで残念なことのひとつには、クボケンのコラム(http://www.liquidroom.net/column/)が読めなくなってしまうことがある。無茶苦茶なこともよく言う人だけれど、たまにすごいいいこと言ってたから。