こ、これは…

黄泉の犬
麻原彰晃水俣病だった(かも知れない)という話、藤原新也の新刊「黄泉の犬」に書かれているということを田口ランディが書いているのを読んだだけですが、これは大変な衝撃…。国がそうと知りながら垂れ流しにしていた毒をもられたひとがサリン事件を起こしたと考えたら突然合点がいくし、そこから語られるべきこと、考えるべきことがたくさん出てくるじゃないか。でも国としては本格的に触れたくない話になってしまうね。タブーにタブーとタブーが重なって…。
田口ランディのブログ http://runday.exblog.jp/4953124/
小説は読んだことがないのだけど、田口ランディは人間の心身に作用する環境のあれこれにとても敏感な人のようで、私も2年前に体調を崩して以来同じようなことに敏感になったためか、このブログに書かれていることは共感できることが多いです。
藤原新也のブログ http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php
この人の本もまったく読んだことがなかったのですが、とにかくこの本読んでみたい。母に言って取り寄せるか。
サリンが地下鉄にまかれたのは1995年の3月20日でしたが、1973年の同じ日に「水俣病裁判で熊本地裁チッソの過失責任を認定し原告全面勝訴の判決」というのは単なる偶然なのだろうか…。