週末遠足


大好きなDie Bahnに乗ってヴュルツブルグへ行ってみました。世界遺産になっているバロックの宮殿があり、川の向こう岸には要塞がそびえるロマンチック街道出発点の街です。ここらへんから南ドイツなのか、大学時代に夏休みを過ごしたことのあるミュンヘンにも似た雰囲気があり、小さい街ながらとても親しみを感じました。パリで観光というとへんな緊張感がつきまとうのですが、ここはとってものんびりしていて堂々と観光客ができ、駆け足ながらぐるぐる歩いて楽しみました。美しい風景の中、曇り空の続く冬にあってはめずらしく太陽の光をたくさん浴びることができたのもまた大きな喜びでした。
帰りの電車が動かず、バスで次の駅まで行けという指示が出ながらバスが来ず、結局1時間遅い列車に振り替えになるという予想外の出来事がありましたが、なんの不安もなく余裕で待っていられたのもフランスで鍛えられた成果でしょうか。さすが世界遺産、宮殿のトイレは驚くほどキレイだったし、お昼にたべたハンバーガーの肉がかなりにくにくしくて硬かった以外は大満足でした。