ジャック・タチ「プレイタイム」1967年/仏

シネマテーク・フランセーズにて。AAさんと共に、2002年に復元された素晴しいフィルム(前にミッチがパリで観たのはこれだったのね!)で、爆音での鑑賞。それだけでもう十分に楽しかった。午後2時半からの上映というのに大ホールは8割方埋まっていた。おばあさん率高し。さらに中学生か高校生も。
昨日も書いた通りほんと細かい。人の動きも配置も、セットも、音も、光の反射も。大画面&大音響で観るべき映画であるのは間違いなかった。おかげでますます視線の先が定まらない画面に、はっきり聴こえる擬態音・擬声音に大笑い。レストランのシーンはあのへんなアメリカ人が苦手なのでだんだんつらくなってくるのだけど、今日はそうでもなかった。真剣に観るとほんとに面白い。ああこういうとき手元に「プレイタイム」本がないのがくやしいな。今年はジャック・タチ生誕100年だそうですね。
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~uzawatak/genko/cinema/cinema7.html