トリュフォー「アメリカの夜」メモ

トリュフォーが出てくる場面に限って、映画監督の固有名詞が出てくるというお遊び。突然届く小包には「ヒッチコック」「ホークス」「ロッセリーニ」「ドライヤー」「ブニュエル」「ベルイマン」「ゴダール」「ブレッソン」というタイトルの本がどっさり。車で移動するシーンでは「rue Jean Vigo」。主演女優の部屋にはジャン・コクトーのタオル。そして夜トリュフォーがうなされるのは「市民ケーン」のスチールを盗む夢。どこもお茶目なのがよいです。
トリュフォーについてはやはり山田先生のお話を聞くのが一番ですのでリンク。
http://channel.slowtrain.org/movie/column-eigasi/016/eigasi16.html
今これをちらちら読んでて「ハタリ!」がハワード・ホークスであることにはじめて気付いた(というか意識したというか、だ)。私が一番始めに観たホークスは「ハタリ!」だ。ビデオすらない時代にテレビで観たんじゃないだろうか。ヘンリー・マンシーニのレコードも子供の頃よく聴いたのだよ。けど、遠い記憶過ぎて音楽とともに何度かは思い出されていた子象の行進のこと以外なにも覚えてない。うわー観たい!