ジャン・ルノワール「赤ん坊に下剤を飲ませる(坊やに下剤を)」1931年/仏

DVDで。まだクローズアップも知らなかったような時代のルノワールの中編。字幕なしだとわけわからない台詞で繰り広げられるギャグ満載の室内劇で、あわててフィルムセンターのプログラムであらすじを読む。けどなんかちょっと違う。尺も違う。けっこう欠けてるのかも? ミシェル・シモンが出てきて、割れないはずのしびんを投げ飛ばして割るところは面白かった。あとなぜかやたらときれいな顔の少年の演技が小気味よかった。全然赤ん坊じゃなくて7才って言ってたな…。ルノワールの本領発揮はこの次あたりからの模様。