ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「13回の新月のある年に」1978年/独

すんごい眠かったけど、こりゃすげえ…。ファスビンダーはどれもかなりのものですが、これまたというかこれこそが必見の一本では。
とりあえず日本語字幕付きでもっかい観たいです。私のドイツ語聞き取りレベルとフランス語読み取りレベルは同じくらいで、この映画の前ではどっちも中途半端すぎた。ふう。ちなみに字幕は映画研究者のベルナール・エイゼンシッツによるものでした。
http://de.wikipedia.org/wiki/In_einem_Jahr_mit_13_Monden
http://jclarkmedia.com/fassbinder/fassbinder32.html (詳しいです。英語。)
パリなんかと比べてしまったらなにを撮っても醜く見えるフランクフルトが舞台。けどそこには時代の音楽が鳴っていた。ああこれは私も大好きな音楽、と思ったら、Suicideの「Frankie Teardrop」で、最高の使われ方をしていた。そういうことがパリだと絶対に絶対に絶対に起こりえないのは何故なのでしょうか。