リチャード・フライシャー「夢去りぬ The Girl in the red velvet swing」1955年/米

てなわけで観てきました。シャブロルの新作とその観客のための復刻フィルムにて。テクニカラーシネスコカルチェラタンの劇場はほぼ満杯!
舞台は20世紀初頭。ほとんど19世紀で、ぐっとロマネスクな世界が最高。ブランコの部屋!!!! もうここまでくるとヘイズコード万歳!だ。
設定はあれこれ違えどプロットはほぼ一緒。ブノワ・マジメルの役が「見知らぬ乗客」のテニスボーイ、ファーリー・グレンジャー。いいです。作家の方は、アメリカを代表する建築家で、「恐怖省」のレイ・ミランド
これを、現代の、フランス(リヨン)に置き換えてしまうそのシャブロルの手腕! そして立て続けにこれとシャブロルが観れてしまうパリ! いやはや。どちらか一方だけでもよかったけど、これぞ至福!