クエンティン・タランティーノ「デス・プルーフ in グラインドハウス」2007年/米

テレラマ映画祭、3本目はこれ。夏東京に帰ってた時、六本木で二本立て「グラインドハウス」を無理してでも観ればよかったと後悔してところ、やっと片割れを捕まえた。けど台詞全然わかんないっつーの。あれをフランス語で読まされてもテンポずれずれ(実際ほとんど読めてないんだけど)。まあでも「レザボア」ねとてきとうに流す。前半の女の子たちもよかったが、後半最高だった。今までも好きなことさんざんやってきた人と思ってたけどまだまだその先があって、ついにここまできたぜコノヤローという感じで気合いが入ってて素晴しかった。
しかしこういう明るく狂ったアメリカの監督がタランティーノひとりしかいないというのはむしろ意外で淋しい事態で、それを埋め合わせるためのもう一方「プラネット・テラー」もぜひとも観たいのだった。けど知らないうちにとっくにやって終わってそれっきり。
うそ、今ちらっとyoutubeで映像観たけど全然観たくないかも…。本物のB級C級はお任せします違う人に。タランティーノは十分上品だな…。