遠足

去年自分たちで訪れてとっても気に入ったサンリスとシャンティイまで、母2人を連れて日帰り旅行。朝9時の列車に乗って、18時過ぎの列車で帰ってくるまで、与えられた時間を無駄なくめいっぱい行動。その間めちゃくちゃ歩いてくったくた。パリにもどって夕飯はまた別の19世紀からやってるビストロに。悪くなかったけど、もうビストロもしばらくいいやって気分になってきた。ま私はいつでもどこでもステックタルタル(生の牛挽肉をたまごの黄身・マスタード・パセリ・タマネギ・ケイパーなどと和えて食べるもの)なのだけど。パリへ着てすぐの頃、遠くの友より届いた本『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の中で、エネルギーが足りなくなった時にはステックタルタルを食べたという話に出会って以来、ビストロではすっかりタルタルばかり食べている。そんなにいっつもエネルギー不足なのかって思うけど、マイルドな食感でとても食べやすく、それにフリットが思う存分食べられるという誘惑にいつも負けてしまうのです。うちでも風邪引いたときとかに食べてます。
午前中のうちに散策したサンリスの教会では子供のための礼拝がおこなわれていて、それはもうたくさんの小さな子供たちが集まっていた。こども賛美歌が響き渡る中、真っ白な祭服を着た男の子たちが座席の間を抜けていったのをみて、わーっと感激してしまった。天使だった。