ヴィンセント・ミネリ『ボヴァリー夫人』1949年/米

ずいぶんと潔く、手際よく、簡略化された明快なハリウッド製「ボヴァリー夫人」、わるくなかった。ボヴァリー夫人役のジェニファー・ジョーンズの手の演技、顔の演技はけっこう大味だったけど、彼女の一生のうちたった一晩だけの夢の舞踏会で、誰よりも輝きながらくるくる踊る姿には思わず涙。あの、鳥が何匹も胸から肩にとまったふわふわのドレス、よかったなー。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Madame_Bovary_%28film%2C_1949%29