ダルデンヌ兄弟の『Le silence de Lorna』をもういちど。シナリオにさっと目を通してからの再見。状況が分かってるので、登場人物たちの様子をじっと観察できた。いつもながら状況説明は少なめだけれど、観れば観るほどつじつまが合っていく感じがなんとも気持ちがよい。そんな風にきちんと映画が作られているのはすごいことだと思う。特に前半はとってもよかった。
映画の後、運河にテラスが突き出たカフェで一杯。ここも新しくできたお店。天気のよい土曜日の午後を気持ちよく過ごせた。
ごきげんで歩いて戻ってきたら、駅前に新しい本屋さんが開店していた。のぞいてみると小さいけれどなかなか素敵な本屋さんで、こんなに嬉しいことはない!と思いながら、パリの街について書かれた文庫本を一冊買って出た。