ショーン・ペン『イントゥ・ザ・ワイルド』2007年/米

最初にエディ・ヴェダーの声が聞こえてきた時にはもう泣いていた。そのあともほとんどずっと泣きっぱなしで、最後の15分くらいはぼろ泣き…。出てきた人もみんなよかったし、音楽が、音楽が、音楽がー! だいたい実話だなんて聞いてないし! 最後の最後にとどめさされた…。なーんにも知らずに観て、完璧にやられてしまったよ。なんなんだ。ショーン・ペン。こんな映画と知ってたら私はアツキと観たかったんですけど、もう観ましたか。

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夜中の書きなぐりで、一体何がそんなにどうだったんよ、という感じですが、やっぱり音楽が…。でもこればっかりはサントラ聴く前に映画で出会うべきと思うので、もし聴きたかったら映画で、がいい。俳優ロケーション映像台詞音楽全部が渾然一体となって、もうただただ素晴らしい演奏を聴かせてくれるというような映画だったから。その一体具合が純度高くて、どっから入っても出て来れなくなる。で、一回観たあとは、エディ・ヴェダーにめろめろだー、でもいいと。今日はジョン・フルシアンテの新譜がやってくるということなので(それはそれはありがとう)、うちで対決だなー。あー。興奮が止まりまへん。