Et la vie continue...
生まれたての赤ちゃんのにらみに力を得て、今日は元気にがんばりましたよ。
夜になりルーヴルへ、「戦時下のルーヴル」展を観に出かける。第二次大戦中、ルーヴルの宝をどう守ったかを、写真で見るという展示。30年代末、空からの爆撃に備えて、コメディー・フランセズの舞台セットを運ぶトラックや、サマルティーヌ(デパート)の従業員の力を借りて、田舎へと収蔵作品が移送された。絵画作品は次々と、彫刻作品は慎重を要するため順位をつけて。サモトラケのニケとミロのヴィーナスは最優先。サイズ小さめのモナ・リザは、旅に次ぐ旅を経験。梱包され運び出される作品の写真。空っぽになったギャラリーの写真。残された額縁の写真。つづいてドイツ占領下のルーヴルの様子。ドイツ軍主導で部分的に開館させたルーヴル。ユダヤ人から押収した美術品の管理もそこで行われた。44年パリ解放。作品がパリへ戻ってくる。約10年間の空白を経て、1947年にやっと再開したのだった。小さな展示室ながら、とてもよい展示内容でした。
急いで帰ってきて、もうひとつのチャンピオンズリーグ準決勝2戦目。本日は地上波で。フランスの放送は、フランス代表の選手が活躍してくれれば大喜びという調子。チェルシー1点目は、レアルマドリー時代のCLでのジダンのダイレクトボレーを思い出させてしまったようで、ハーフタイムにすかさず映像を出していた。懐かしみたい気持ちもわかる最強のゴールでしたけど。そんなわけで、チェルシーにもフランス人複数いるけどスターはやっぱりアンリ(ベンチにいてもしつこいぐらい画面に登場)なので、土壇場でバルサが残って大興奮のまま中継終了。決勝楽しみだ。