JPL, encore!

土曜日の夜。シネマテークにまたレオーがやって来て、トゥビアナ氏とともに『大人は判ってくれない』の上映前に挨拶をしてくれた。トゥビアナ氏のいるシネマテークでは、俳優や監督を迎えるときの雰囲気が、いつもほんとに素晴らしい。仰々しさもへんな内輪っぽさもまったくなく、ほどよくリラックスしたなかで、ホストとゲストと観客との間に本物の尊敬と愛情に満ちた場が生まれる。そんな瞬間をこれまでにも何度も目撃してきた。この日も2人の言葉や表情からは深い信頼と愛情で結ばれた関係性がみてとれ、それだけでとても感動的であったし、おかげでうちとけた雰囲気のレオーと時を共有することができ、レオーはいまも変わらずレオーだとわかって嬉しかった。