今日はシャブロルがやってくる映画の会へ。ヴィシー政権時代のニュース映像をシャブロルが編集したドキュメンタリー作品を観て、そのあと20分ほどの間に、シャブロルが話をしてくれてそれから質疑応答。自分たちの歴史の話なので、あちこちから自由に発言が飛ぶ場になっていた。ひとついえるのは、アニエス・ヴァルダといいシャブロルといい現在80才前後の人たちは、抑圧の時代をくぐり抜けた直後に貴重な青春時代を謳歌できた幸運な世代だということで、そのエネルギーたるや、80代になってもそろいもそろって映画をとり続けているほど。昨日の映画ではアニエスが「J'ai mal partout ! (体のあちこちが痛い!)」なんてプラカード掲げながらてこてこ歩いてたけど、それにしたってほんとに元気。シャブロルも目をまん丸くさせながらよくしゃべっていました。