ポール・バーホーベン「スターシップ・トゥルーパーズ」1997年/米

同じSF特集でも昨日とはうってかわって良識派の集いになっていました。
中学時代に映画館で「トータルリコール」と「氷の微笑」を観て以来(涙)のポール・バーホーベン。もっと含み笑いたっぷりで観るべきかもと思いつつも、あまりの清々しさにふつーの青春ものとして楽しんでしまいました。もし父がテレビでこれ観てたらゼッタイに消すと思いますが(笑)、もう一回観たいとも思いませんが、一見の価値は大いにあり。
公開年に「マーズアタック」は観に行ったのにこれは観なかったのは片手おちだったね。
天才青年博士役の人、みたことあるよな〜と思ったらドギーハウザーだった! 大きくなっても子供顔!
思い出話1。映画狂の叔母と一緒に映画館へ行って観た唯一の映画が、よりによって私がリクエストしたバーホーベンの「トータルリコール」でした。この叔母という人は、こちらからあれこれ聞き出そうとすれば映画のことでもなんでも教えてくれるのですが、聞かない限りほとんど何も教えてくれず、私がまだ十代のころには悪影響と思ったのか年に何百本も映画を観ていることを隠してました。どうやったら安く良い映画をたくさん見られるかという方法くらい教えてくれてもよかったのにとよく思います。私が中学生の頃なんて自分のお小遣いでは月に1本観るのがやっとで、2本目を観に行こうとすると観過ぎと母から怒られてしまい、仕方ないのでビデオで我慢してました。
思い出話2。昔からプレゼントの抽選には当たる方だったのですが、犯人は誰?という「氷の微笑」クイズに答えて応募したら「氷の微笑」置き時計が当たりました。けど一度も使わずに、ちょっと前に捨てちゃいました。